3月22日を面発光レーザの日と制定しました.
2021年5月6日に一般社団法人 日本記念日協会に記念日として登録されました.
面発光レーザー(VCSEL)とは半導体基板と垂直にレーザービームを放射する半導体レーザーのことです.このVCSELは,微小光学研究会代表の東京工業大学名誉教授の伊賀健一博士が発明したデバイスです.VCSELは,現在ではLANやコンピューターマウス,レーザープリンター,顔認証など多くの応用分野で使われており,世界的にも認知されている光デバイスです.
記念日の3月22日は,東京工業大学で研究をしていた伊賀健一博士が面発光レーザーを発案し、これを研究ノートに記載した1977年3月22日から制定しました.
この記念日の制定を通して日本発の技術であり微小光学分野を支える重要なデバイス,また多様な応用分野を創出している面発光レーザーの意義を,国内外の研究開発者だけでなく一般の方々にアピールし,さらなる研究開発,応用開発の促進につなげていくのが目的です.
面発光レーザー2次元アレイのイメージ
研究ノート:面発光レーザーのアイデア
面発光レーザーを発明した伊賀健一博士